新潟の新ブランド米『新之助』
新潟のお米屋『壱成(いっせい)』です。
新潟といえば『米』。
全国的にも新潟産のお米は評価が高いかと思います。
中でも代表品種「コシヒカリ」は新潟での作付面積の割合が高く、収穫の時期も重なります。
そこで昨今懸念されている問題が栽培時期集中のリスクです。
栽培時期集中のリスクとは、台風やフェーン現象など自然災害があった場合、被害の割合が高くなります。
これ問題を踏まえ、新潟では2000年に早生品種「こしいぶき」を開発しました。
こしいぶきは中生品種の「コシヒカリ」より収穫が早く、価格も安く味もコシヒカリに劣らないことから新潟県ではポピュラーな品種になりました。
こしいぶきは新潟県の作付面積の18.4%(平成30年)までコシヒカリに次ぐお米に成長しました。
こしいぶきの成功に続き、地球温暖化による暑さを避けるため収穫時期の遅い晩生品種
の開発が進みました。
そこで誕生したのが『新之助』という晩生品種です。