令和1年産新潟産コシヒカリ
新潟のお米屋『壱成(いっせい)』です。
新たなシーズンに向け、生産者さんに
肥料・農薬・種籾等をお届けし
徐々に盛り上がってきた今日この頃です。
新潟県での
令和1年産のお米のおさらいです。
okome-kometouji.hatenablog.com
新潟県産米の一等比率ですが
元年産72.9%
30年産82.2%
29年産83.2%
28年産84.4%
27年産83.4%
と令和1年産のお米は例年より10ポイントほど下がっていました。
品質低下をもたらした気象要因
7月下旬~8月下旬の高温
基部未熟粒背白粒の発生。
8月後半の低温・少雨傾向
米粒の充実不足。
8月14・15日のフェーン現象
出穂後からの継続的な高温+出穂後10~13日の高温・乾燥で籾内のデンプン合成に関する酵素のバランスが崩れ、乳心白粒の多発生。
これらにが品質低下・1等米比率の低下につながりました。
品質低下をもたらした田植え時期
品種コシヒカリ 白濁の種類別発生比率
早植え (7/29出穂) 整粒 57% 紡錘 28% リング 3% 背側 12%
普通植え(8/2出穂) 整粒 27% 紡錘 47% リング 4% 背側 22%
遅植え (8/12出穂) 整粒 82% 紡錘 6% リング 8% 背側 2%
とうい結果になりました。
出穂後、登熟期にフェーンが直撃したのが要因と考えられます。
品質低下には様々な原因があると思います。
自然相手な部分は難しいところです。
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