新潟のお米屋『壱成』 blog

新潟のお米屋『壱成』

中干しと溝切り。

新潟のお米屋『壱成(いっせい)』です。

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本日は毎週土曜日に行われる弊社が誇るブランド米「米杜氏」の契約生産者の方々と生育調査&水稲栽培技術勉強会でした。
強風の中多くの方々からご参加頂きました。
道中、多数のトウモロコシが強風で折れていました。大切に育てても自然相手ではどうにもならない事があると痛感しました、悲しいですね。

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溝切の様子

さて、圃場巡回していましたら小さい乗り物に乗って田んぼを走る方を発見!これは何かと言うと『溝切り』です。
田植え後1カ月ほど経過した田んぼは『中干し』という作業に入ります。中干しの効果を高め、後半の水管理を容易にするために『溝切り』は必要になります。

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溝切り

天候のせいか茎数が急増しているので中干し・溝切りが遅れないようにしたいですね。
※中干しとは・・・出穂期の40日ほど前、ある程度の茎数が確保できたころに田んぼの水を抜いて、土を乾かす作業のこと。
中干しのメリットは穂の出ない無効分げつを抑えることが出来る。
空気中の酸素を土中に送ることで根の伸びを促すことができる。
酸化水素など、土中の有害ガスを抜くことができる。
土を干すことで、土を固くし、稲の倒伏や農作業の効率を高めることができるなどです。

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